【恐怖体験】沖縄移住後に台風対策を怠ったら運転中に橋から落ちそうになった話

沖縄移住-台風
この記事はこんな人向けです!
・沖縄移住を考えている
・台風の被害が無いか心配
・台風の対策方法が知りたい

皆さんこんにちは。

沖縄移住二年目のみづきと申します!

ところで、沖縄の風物詩と言えば台風ですが、

移住するにあたり、

「強い台風が来るっていうけど危険なの?」

「何か被害があったりするのかな?」

などなど、心配になってしまいませんか?

ちなみに私もその一人でした。

過去には宮古島で風速80m/sを超える台風が二度来た事があるらしく、

80m/s以上というのは車もひっくり返り、鉄塔がへし折れるほどの威力らしいのです。

みづき
みづき

考えただけでも恐ろしいですね。。

そんな不安を抱えながら私も沖縄に移住をしたわけですが、実際に怖いなと思ったのはたった一度きり!

しっかりと対策をすれば全く問題なく生活することができます。

そこでこの記事では、沖縄の台風に関して私が実際に体験したことや具体的な対策方法まで詳しく解説していきますね!

家が全崩壊!?沖縄の台風が起こした過去の被害まとめ|移住後の恐怖体験もご紹介

まずは、沖縄における台風の威力や過去にあった被害などを見ていきましょう。

沖縄の台風で過去最大風速は85m/s(宮古島)

1966年9月5日に宮古島を台風18号が直撃しました。

その時に記録された最大風速は、なんと85m/s。

みづき
みづき

中規模の台風の風速は約20m/sらしいので、約4倍以上の強さです。

85m/sと言われても、どのくらい強いのか私はよく分からなかったのですが、車のスピードなどでなじみのあるkm/hに直すと306km/hとのこと。

日本最速の新幹線の「はやぶさ」「こまち」は最高320km/hですので、目の前を新幹線が横切るような感覚でしょうか。

みづき
みづき

当時の宮古島では半数以上の住家が損壊し、さとうきびの7割が収穫不能になってしまったとのこと。。

これを聞くと、移住を断念しようかと思うくらい怖い話ですね。

続いては最近のデータに絞ってご紹介していきます。

近年の沖縄の台風の威力や頻度について

85m/sまでは強く無いとは言え、沖縄には最大風速40~50m/sの台風がざらに直撃します。

離島は特に強く、60m/以上の物も稀に直撃するそうです。

ちなみに、風速の目安はこのようになっています。

台風の風速による被害の違い

参考元:いさぼうネット

台風が原因で道路に枝やサトウキビ、家の屋根などが転がっているので、嵐が去った後も多少注意しながら運転する必要があります。

頻度に関して言えば、沖縄には一年で平均7.5個接近すると言われています。(7~9月に多い)

仮に風が強く波が高い日が三日続くとすれば、台風の期間は約23日間。

みづき
みづき

ほぼ一カ月間台風ということになりますね。

この時期は台風以外にも天気が悪い日が多いので、基本風が強いです。

よくある沖縄の台風による被害|移住者は特に注意!

みづき
みづき

こちらは暴風により車がひっくり返ってしまっている様子です。
修理費とか本当に嫌だ。

そのほか、沖縄の台風被害でよくある例はこちら。

・電線や鉄塔などインフラ回りの崩壊
・高波による海の防波堤の崩壊
・古い木造建築の屋根が飛ぶ
・貯水タンクの落下により水道が停止

山がある地域では、土砂災害警戒区域もあり、大雨の時は町全体に避難警報が出されたりします。

破損したものが風で飛ばされて、車や人に衝突する事件も毎年数件あるようですね。

沖縄の台風は危険がいっぱいありますが、私自身も命を落としかけた出来事がありました。

当時の体験談にちょっとだけお付き合いください。

【恐怖体験談】沖縄に移住してすぐのころ橋の上を運転中に暴風域に突入した話

その日は仕事があり、那覇のオフィスに出社していました。

朝までの予報は「今日は上陸しない見込み」とあったにもかかわらず、帰宅時には台風が直撃していて、風が強くなりつつある状況。

みづき
みづき

初めての台風の中で外出ということもあり、そこまで心配せずに運転していました。

帰路には海沿いの長い橋があるのですが、台風にも関わらずいつも通りそこを渡ってしまったのが間違いでした。

橋の中間あたりに到達したとき、今までそこまで強く無かった風が一変し、ものすごい勢いの暴風が。。

みづき
みづき

車に強い横風が当たってハンドルが言うことを聞かなくなったのを今でも覚えています

反射的にブレーキを踏み、スピードが落ちたのでよかったのですが、前を追い越して行った車はまさかの転倒。

橋の脇にあるガードレールに車が支えられ、何とか落ちないで済んだようです。

みづき
みづき

私があの状況になっていたらあまりの恐怖にショック死していたかも。

台風の日はなるべく出歩かないことが鉄則ですが、やむを得ず外出する場合は、リスクのある場所を避け、遠回りでも安全な道を選ぶべきだと身をもって学びました。

本土の台風の感覚では「大丈夫」と判断してしまいがちですが、沖縄は一味違うと認識しておくことで思わぬ事故も未然に防げると思います。

そんな危険な沖縄の台風でも事故が少ない沖縄。その理由は?

以上の実体験からわかるように、沖縄の台風はやはり危険です。

しかし、これ以上に危険な台風が高頻度で直撃するにも関わらず、沖縄県民の人身事故は非常に少ないのです。

なぜ事故が少ないのか。仕事場の沖縄県民に直接「台風対策方法」を聞いてきたので、そちらを詳しくご紹介していきたいと思います!

沖縄県民直伝!移住者が見落としがちな台風対策で事故を99%防ぐ方法!

沖縄県民は台風の時、どんな対策しているのでしょうか?

移住後にできた友達や会社の方から聞いた対策方法を具体的にまとめてみました!

対策①|【大前提】外に出歩かない

まあ、言ってしまえばこれでほとんど解決です。

台風が近づけば、沖縄県民は大小関わらず外出は控え、家にこもります。

風が強いため、サトウキビが宙を舞っていたり鉢が転がっていたりと、外は危険な状況です。

また、車移動も物が飛んできて傷ついてしまう恐れもあるので控えたほうが身のため。

「仕事があって会社に行くときは?」

など質問が飛んできそうですが、沖縄の企業は暴風警報が出されたり、公共交通機関が止まれば会社も休みになるほどの対策ぶり!

みづき
みづき

毎年1,2回は台風により仕事が休みになるような気がします!

これは沖縄県民の共通認識で、安全面が考慮されているのはうれしいですね。

台風が去った後も、道に障害物が転がっているので、注意して運転しましょう。

対策②|スーパーで食料や燃料を買い溜めする→台風の時スーパーは閉店します。

移住後最初の台風が来た時、最もびっくりしたことは

「スーパーも臨時休業してしまう」

ということ。

勢力の強い台風が直撃すると、自動ドアを開けるのに大きな危険を伴うということで、一日お店を開かないということがあります。

みづき
みづき

もし、後から食料が必要になったとしても、どこも営業していないという事態に。。

そのため、台風が近づいていると報道されたら、その日の内に色々と買い溜めしておくことをオススメします。

離島などは、台風により物流がストップし、数日間品薄状態が続くなどの恐れもあります。

また、先ほどご紹介したように、電線が切れたり貯水タンクに故障があると、電気や水の供給がストップしてしまうため、モバイルバッテリーや電池、ガスコンロなどの燃料類、それと飲料水の購入も忘れてはいけません。

対策③|台風が接近したら海に絶対近づかない

沖縄の海では大きな波が来ても打ち消せるように、頑丈な波止めがたくさんあります。

しかし、台風となると波止めやテトラポッド越え、水しぶきを上げます。

過去には、台風が接近しているにも関わらず釣りやマリンスポーツを楽しんでいた人が、急に押し寄せた高波に連れ去られ、そのまま亡くなられたという事件が何度も起きています。

一見そこまで危険に見えない状況でも、海に近づくことは危険なので、絶対にやめておきましょう。

みづき
みづき

穏やかな海を見てる方が楽しいですし、晴れるのを待ちましょうね🌞

対策④|窓周りを整理

窓やドアのカーテンは必ず閉め、ベランダのものは風に飛ばされないよう固定するなり家の中に入れるなりして、風による危険を回避しましょう。

よくある例で、飛ばされないと思っていた物が強風で飛んでしまい、自分の家の窓に直撃してガラスが割れてしまったという事故があります。

外に置いている物は台風前に必ず整理し、万が一ガラスに物が当たって割れてしまった場合も破片が散らばらないようカーテンは閉めておくのが安全です。

みづき
みづき

賃貸では雨戸が無い物件が意外にも多く、針金の入っていない窓などもあります。

窓にテープをクロスに貼り付け、飛び散り防止をしているという友人もいました!

対策⑤|車の横転対策

暴風により車が横転するのを防止するには車重を重くするのが肝心。

トラックなどは風速40m/sで横転のリスクがあるらしいのですが、軽自動車などの車重が軽い車も、沖縄の風速では横転の危険性が高いです。

どこかのニュースで見たことがあるのですが、ガソリンを満タンにするのも横転対策の一つだそう。

横転して修理代に大金を払うなら、効果がありそうな対策は全部やっておきたいところですね!

みづき
みづき

私も運転中横転で死にかけたので、必ず対策するようにしています。

念には念を!

台風は怖かったけど、沖縄に移住して人生が本当に生きやすくなった。

ここまで沖縄の台風事情について、移住者の私がご紹介していきましたが、皆さんどう感じたでしょうか?

「やっぱり怖いな」

「対策すれば大丈夫そうだな!」

など、様々な意見を持たれたかと思います。

私は何事も心配しすぎてしまう性格なのですが、台風の事や人間関係のことが不安すぎて、移住を決断するのにかなり時間がかかりました。

なので移住を決断するまでに様々な恐怖心を抱く気持ちは痛いほどわかります。

みづき
みづき

当時、旦那の方が一方的に沖縄へ移住したいと言っていて、正直私は怖くて仕方なかったです。。

結局私は、当時付き合っていた彼(現旦那)と沖縄移住を決断し、今に至ります。

もちろん移住したての頃は「帰りたい」「辛い」「後悔した」と感じることがありました。

近くに家族も友達もいない状況で、新生活でばたばたしている中、仕事も見つけなくちゃいけないというプレッシャーに押しつぶされそうな時期もあります。

しかし、移住から二年が経った今。沖縄でも友人も少しづつ増え、旦那とは南国生活を楽しめています。

みづき
みづき

何かで辛くなった時は、近くの海に散歩しに出かけます!

帰ってくる頃にはさっきまで不安だったこともすっきりと消えちゃうんですよね(笑)

ここは景色が本当に綺麗で、沖縄県民の皆さんも心暖かい方が多く、毎日癒されています。

当時の私のように、沖縄に移住しようと考えているけどまだ決断をしきれていないという方もいらっしゃると思います。

移住に失敗して、ネットで沖縄のことを悪く言う人もいますが私のように移住を成功させ、人生が豊かになったという方も大勢いるのです。

一度は沖縄に住んでみたい!とお考えの方は、ぜひ前向きに沖縄移住を検討してみてくださいね!

最後まで見てくださりありがとうございました!

では、次は沖縄でお会いしましょう!🌴

タイトルとURLをコピーしました