・沖縄移住したいけど後悔しないか不安
・実際に移住した人が苦労したことを聞きたい
・あらかじめ現実を見ておきたい
みなさんこんにちは!🌺
この記事にたどり着いた方は、
沖縄に移住したいけど、後悔しないか心配で一歩踏み出せない方が多いのではないでしょうか?
そんな皆さんは、こんなことを言っている元沖縄移住者を目にしたことはありませんか?

沖縄に移住したら差別なりなんなりで人間関係が大変で、後悔だらけだわ。。
もう散々、、、
移住したい人にとって、こう言った声は不安になりますよね。
そんな僕も不安を感じながら妻と沖縄に移住し2年が経ちましたが、その中で理想と現実のギャップを感じる事はいくつもありました。
しかし、心配していた以上に全く問題にならなかったことも多かったです。
そこでこの記事では、沖縄移住で後悔したことからそこまで気にする必要の無かったことまで移住者のリアルな部分をお話していこうと思います!

すべて僕の実体験をもとに解説していきます!
沖縄移住で後悔した理由をランキング形式でまとめてみた
まずは後悔したと思うことがいくつかあるので簡単にランキング形式にしてみました!
それぞれ、僕が感じたことを細かくご紹介していきますね。
5位:沖縄に飽きる
沖縄は離島なので、他県に行くには飛行機に乗らないといけません。
そのため、ふと思い立って遠出するのにも障壁が高く、沖縄の地だけでは飽きてしまうことがあります。
ショッピングモールは似たようものが多い
沖縄にはイーアス、ライカム、パルコシティ、メインプレイスなど大型ショッピングモールがいくつかありますが、どれも同じような店舗が並び、似たような場所が多いです。
最初の方は色々なところへ出掛けていると楽しむことができるのですが、半年を過ぎる頃に一度飽きる時期が来ます。
ショッピングが好きな方には、店舗に変化はあまりないのでつまらないと感じてしまうかもしれません。
いくら海が好きでも行く回数は減る
僕は海まで家から徒歩5分の場所に住んでいるので、「毎日海に行けて最高だ!」と思っていたのですが、毎日通勤で見ている海に、わざわざ歩いていくのはめんどくさいと少し感じるようになりました。
いくら好きでも近くにあれば当たり前の存在になるので、飽きが来るのは必然的でしょう。

とは言いつつ、休日は癒されに海に出かけることはあるので、海が大好きなのは変わりません!
4位:亜熱帯の環境が苦になる
沖縄は亜熱帯地域で、気温が高く湿度が高いという特徴があります。
そんな気候は生活に大きく影響を及ぼします。
①天気がすぐに変わる
沖縄は晴れているイメージが強いですが、日本で5番目に雨が多い地域です。
一度に降る量は多くは無いものの、雨の回数は多く「さっきまで晴れだったのに雨じゃん!」なんてこともしょっちゅう。

洗濯物を外に出したまま出掛けると高確率でやられます☔
また、夏が暑いのは周知の事実ですが、冬も気温は高いものの風が強いため案外寒く感じます。
温暖差が激しいため風邪をひきやすい人は注意ですね、、
②電気代が高くなる
夏はエアコンをガンガン効かせたいという人は、日照時間が長く気温が高い沖縄では電気代が高くなること間違いなしです。
湿度も高いため、除湿器も回す必要もあります。
③洗濯物が乾かない
前にも言いましたが、外は湿度が高いため、部屋の方角によっては洗濯物が全く乾きません。
沖縄の賃貸には乾燥機付きの物件が多いのですが、その理由は移住してから気づきました。
地元の方々はコインランドリーを利用し乾燥まで済ます人も多いです。
・電気代がかかる
・洗濯物が乾きにくい
④カビがすぐ生える
去年の夏ごろ、妻の肌荒れが急にひどくなり、理由を探るべく色々と調べていたところ、
クローゼットの服たちに大量のカビが、、、、
カビのせいで空気が悪くなり、アレルギー反応を起こしていたのでした。
しかもカビを主食とするチャタテムシという虫が大量発生し、散々でした。

駆除がものすごく大変だった。。
ほぼ一年中湿度が鬼のように高いので、今まで以上にしっかり対策をしないとカビだらけの家になってしまいます。
湿度は様々な問題を引き起こしますな、、
3位:交通に難あり
交通について後悔していることはこちらの2つ。
①公共交通機関が不便
まず公共交通機関については、住む場所によっては本当に不便です。
那覇、浦添などの中心部にはゆいレール(モノレール)が開通されており、
駅付近にお住いの方は、車は持っていないが必要な時のみレンタカー。という方が多いのですが、
那覇・浦添以外にはゆいレールは無いため、交通機関と言えば基本バスかタクシーになります。
このバスというのが30分遅れは日常茶飯事で、本数も少ないため一本逃すと次は1時間以上も待つという羽目になります。
バス停の数も多くはなく、都心部までたどり着くのに3回以上乗り換える必要があるので、やはり市街地から離れて暮らす場合は車が必須ということになりますね。

引っ越しする地域にはどんな移動手段があるのか事前調査しておかないと確実に後悔しますね。
②危険運転が多い(意図的ではなくそういう文化?)
少しでも車間が空いていると、スッと危険な車線変更や合流をしてくる方が多いです。
車を運転していると「危ない!!」と感じることが多々あります。

気のせいかもしれないけど、ぶつけて凹んでる車も本土に比べて多い気がする、、
相手には悪気が無いのでしょうが、こちらとしては非常に危険なので少し気を付けてもらいたいところです。
しかしあくまで移住者は部外者なので、環境に順応してこちらが合わせてあげないといけませんな。。
2位:物価が高い&買い物が不便
生活費に大きく影響する「物価」は、本土に比べて少し高めです。
①スーパーが高い
特に野菜がお高めで1割~2割増しといった所です。
商品の数も少なく、夜にはほとんど野菜が売れてしまっていることもしばしば。
ですが安い市場などが多いので、そこに行けば産地直入の新鮮な野菜をお手軽に手に入れることができます。

ショッピングのついでに安い市場に行って、大量の野菜とお魚たちを買いだめするのが日課です!
②ネットショップが不便
言わずもがな、ネットショップの配送は高いし遅いです。
Amazonプライムに入会していれば、配送料は無料になりますが、届くのに一週間以上はかかります。
その他ネットショップでは、沖縄は無料配送地域外なので、ほぼ100%配送料が発生。
沖縄にはニトリはあるものの、少し珍しい家具が欲しいなと思った時にはすごく苦労します。
ネットで購入する場合離島での配送料はプラス料金が発生してすごく高いし、最悪の場合、沖縄へは配送できませんという家具屋さんが多く配送すらしてくれません。

妻が欲しがっていたかわいい家具は、ほとんどが配送範囲外で手に入れることができませんでした(泣)
1位:仕事が見つからない
沖縄は面積が狭く他県との移動手段は飛行機しかないので、転職サイトで希望の職種で絞ってみると選択肢が本土よりも圧倒的に少ないです。
観光地ということもあり接客業の募集は一定数ありますが、細かく条件を絞っての転職は難しいかと思います。
移住してから探す場合、なかなか見つからず生活費で初期資金ばかり消えていくという状況は避けたいので、できれば移住前に転職サイトに目を通したりしておきたいところ。
僕はあらかじめ転職先を見つけ、入社が決まってから移住したのですが、中には転職先を現地で探す人もいらっしゃるようです。

リモート面接などを積極的に採用している企業が多いので、先に転職先を決めてしまうのが安全かと思います!
また、移住後に入社した企業が合わず転職をするといった場合も、募集件数が少ないことが理由で地元に戻ってしまうというケースも耳にします。
僕の妻も仕事探しにはかなり苦労していました、、
仕事は生活の上で大切な要素なので母数が少ないのは痛いことですね、、
後悔したことを散々話してきたけど、後悔ばかりではない。
ここまで沖縄に移住してから後悔したことについてご紹介してきましたが、なにも後悔ばかりではありません。
僕自身、移住してきてよかったなと思うことの方が多いからこそ、これからもずっと暮らしていきたいと感じています。
記事後半では、「後悔しそうだな」と予想していたけど、意外とそうでもなかったことについてご紹介していきます!
移住者差別なんか真っ赤な嘘!?|沖縄移住失敗は沖縄のせいではなく、自己責任以外の何物でもない。
他の記事などでこんなことを言っているライターを目にしませんでしたか?
・県外の人(ナイチャー)は差別される
・仕事場で距離を置かれて馴染めない
・よそ者扱いされる
移住者の僕から言わせますと、全部嘘です。
一回も差別されたことはないし、人間関係で嫌な思いどころか優しく暖かい人が多く、どんどん心が癒されていきます。
なぜ、人間関係でこんなにも悪い噂が立っているのか。その原因について分析してみました。
「差別された」のではなく移住者が沖縄県民を「差別している」。
沖縄に移住して少し経った頃に気づいたのですが、人間関係で苦しむ人はこんな偏見を沖縄に持っている人が多いです。
沖縄は自然豊かで田舎
沖縄には○○な性格の人が多い
沖縄の人は移住者を差別している
この様な偏見の現れが、沖縄県民からしたら逆に「差別されている」と感じ取られてしまいます。
沖縄南部なんかはかなり栄えていて、県民からしたら田舎と言われるのは気持ちよくない人はいるし、
性格なんて、住んでる地域など関係なく人それぞれ。
(優しい人は多い印象だけどみんながみんなそうではない。)
上に挙げたような移住者自身が持っている偏見が、沖縄県民からしたら「差別」なのです。
つまり、沖縄県民は「差別を持つ移住者」のことを差別しているだけです。

結局、人間関係が上手くいくいかないは、移住者自身の問題。
結局、失敗するのは自分の責任
環境がどうだったからヤダ。差別されたからヤダ。
少し自分が思い描いてたものと違っただけで、それを「差別されているからだ」と片付けるのはあまりに視野の狭い考えだと思います。
ネットで沖縄のことを否定している移住者は、外部のせいにして自分を守りたいだけ。
そういった人が影響力を持つと、「沖縄移住は危険なこと」というマインドになってしまいますが、そんなことは全くありません。

合う合わないは多少あるにせよ、沖縄のことを悪く言うのは全くの見当違い。
そういったネガティブな要素だけではなく、「どうやったら沖縄移住を成功させることができるのか。」と考えることでもっと現実的に沖縄移住を検討できると思います!
沖縄移住を後悔せずに成功させられる人の特徴3選
それでは、以上のことを踏まえて、沖縄にいざ移住しても後悔しないであろう人の特徴をご紹介していきます。
後悔しない人の特徴①|車社会が苦でない人
基本、どこに行くにも車が必要です。(那覇、浦添近辺を除いて)
いつも電車で通っていて運転が好きじゃないという人は、もしかしたら車社会の沖縄は少し苦労するかもしれません。
もちろん近場の南部や中部もたくさん楽しめる場所はありますが、やはり沖縄の醍醐味と言えば北部の大自然です。

せっかく沖縄に住んでいるのなら、ふと思い立ったときに海や自然に出掛けられた方が絶対いいです!
僕は読谷村の「バンタカフェ」というところが大のお気に入りなのですが、やはりこちらも車が無いと絶対いけません、、(下の画像はバンタカフェ。)
後悔しない人の特徴②|自然の遊びが好きな人
アウトドア派
後悔しない人の特徴③|沖縄を心から愛せる人(一番大事)
沖縄移住したいけど後悔したくないという方向けに「絶対やるべき準備」をご紹介!
上の後悔したランキングの中で「これだけはどうしても嫌だ」ということがあれば、もしかしたら沖縄の環境自体が合わないこともあるかと思いますが、どれも対策は十分可能な範疇です。
どのようにして対策をすれば後悔せずに沖縄移住を成功させられるか、いくつかのポイントをご紹介していきます!
①転職先は応募までは済ませておく。
ランキングの中で、沖縄では仕事が見つけにくいとお伝えしましたが、前もって応募までしておけば問題なく転職先を見つけることができます。
現地で住む家を探しながら仕事も並行して探すとなるとかなり大変で、最悪の場合希望の職場が見つからず3カ月ほど決まらないということも。。

沖縄移住は初期費用が意外とかかるので、なるべく早く収入源は作っておきたいですね。
そのためにおすすめしているのが、沖縄企業の募集が多い転職サイトに登録しておき、あらかじめ希望の職種がどの地域にあるのか、年収や福利厚生はどうなのかなど事前調査をしておき、できれば応募までしておくことです。
また、最近はオンライン面接を採用している企業も多いので、実際に沖縄に行くこともせず内定をもらえるということも全然可能です!

実際に私はオンライン面接で内定を頂いた後、その他諸々の準備を進めたので、移住後はだいぶ楽に安定したと感じています!
②住む場所は現地で決めてもいいが地域は絞っておく。
移住となれば家を探す必要が出てきますが、あらかじめ家を決めるか現地で決めるかは割と半々なようです。
ちなみに僕は家も決めてからの移住でしたので、ホテルや民宿などにも泊まらず、那覇空港についてそのまま不動産屋に直行しました。
もし、現地で調査をしてからお家を決めたいという方でも、ある程度地域は絞ってからの方がスムーズに物件探しを行うことができます。
もし本当に自然があればいいということでしたら、北部の名護市などがおすすめです。
それに対して、ショッピングを頻繁にしたという方でしたら、那覇や浦添など南部から中部がおすすめ。
それぞれ地域によって合う合わないがあるので、移住前に自分の希望を明確にしておくことは大切です。
③下見として移住する気で2泊3日ほどしてみる。
「何度か沖縄に旅行したことあるし、その時楽しかったから住んでも絶対に楽しい!」と思って移住して、現実を見てから後悔するというパターンもよくある話です。
こういった失敗を避けるために、私たちは2泊3日で下見に行き、いざ住むとなったらどんな問題があるだろう?ということを調べに行きました。
この下見をすることで、
「旅行でも十分だった」
「電車が無いと不便だな」
「スーパーはやっぱりちょっと高いな」
など色々と感じることがあります。
ですが、移住するつもりで物事を考えると自分では気づかなかったことも明確になり、より現実的に移住するか否かを判断できると思いますので、絶対にとは言いませんが、できれば下見として2泊以上は足を運んでみることおすすめします!